築古マンションの3割は業者に安く買い叩かれる!不動産会社が言わない本音①
不動産の業者買取の実態
現状、名古屋市内の築30年以上のマンションの成約は、30%以上が買取業者による再販物件です。
業者の再販物件とは、買取業者が売主から一度買い取って、リフォームをしてから再度販売するビジネスモデルです。
業者買取というモデル自体が悪いわけではありません。買主から見た時に、すでにリフォームがされているので、きれいな状態ですぐに住むことができます。
また、売主から見た時も「すぐに」かつ「確実に」売れるというメリットがあります。
しかし、業者買取は、一般の仲介での売却(相場での売却)と比べて2~3割ほど割安になります。
つまり、1000万円が相場の物件であれば200~300万円も売主が損をするのです。
名古屋市内の築30年以上のマンションは3割以上が買取業者による買取
事実として、名古屋の築30年以上のマンションの売却のうち、3割以上は再販業者に買い取られています。
もちろん、これ自体が悪いことではありません。急いで売らないといけない事情があった方もいらっしゃるでしょう。
しかし、スピードよりも売れる価格を重視している人が多いにも関わらず、3割もの物件が業者に買い取られているのが実情です。
つまり、3割以上の方が、売却価格の面で損をしていることになります。
なぜ、3割以上の築古マンションが業者に買い取られてしまうのか?
それでは、なぜそんなにも多くの物件が、高く売れる一般仲介ではなく、買取業者に買い取られてしまうのかを説明します。
①築古物件は一般客には売りづらい ~ 買主と仲介業者の視点
築古物件は一般客が買いづらいのが実情です。理由としては、古くて見た瞬間の印象が悪い、設備や構造の心配、リフォーム後をイメージできない、リフォーム予算が分からない、ローンが通りづらい、売出物件が多く価格競争になりやすい、という点が挙げられます。
また、仲介業者の視点から見ても、築古物件は単価が低いうえに売りづらいため広告費、労力をかけられないというのが本音です。
②仲介業者の本音 ~ 業者買取の方が楽だし儲かる
実は、仲介業者の立場から見れば、買取業者に買ってもらった方が楽なのはもちろん、報酬としてもその方が儲かる仕組みになっているのです。
仲介業者は、買取会社に買ってもらえれば、再販する際にもう1回仲介できるため、2回分の仲介取引が可能となり仲介手数料が2倍になります。
そのため、ただでさえ売りづらいうえに手数料の低い築古の安い物件は、「買取業者に買ってもらいたい」というのが仲介業者の本音なのです。
築古物件をリノベーションして高く売る
当社が売主様の費用を立て替えてリノベーションしてから販売することで、高値・早期の売却を実現します。
築30年以上の古いマンションは、売りに出してもなかなか売れず、3割は買取業者に安く買い叩けれ、4割は結局売れずに売れ残るというのが現実です。
当社では、そのままではなかなか売れない築古物件を、リノベーションして価値を上げることで、高値・早期売却をサポートします。
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