「競売」の本当の読み方は?「けいばい」「きょうばい」どっちが正しい?
住宅ローンを滞納分が溜まり、払えなくなってしまった…そのまま時間だけが経過してしまうと、
行きつく先は「競売」や「強制退去」です。
不動産サイトや法律用語でよく目にする、この「競売」の読み方ですが、2種類あります。
業界やシーンによって異なり、「けいばい」「きょうばい」と読んだりします。
どのようなケースで、どのように読むのかを本ページで解決しましょう。
正しい読み方は…「どっちでもよい」
結論から申し上げると、「どちらも正解」です。読み方の違いだけであって意味の違いはありません。
意味の違いはありませんが、そのシーンに合っていない読み方をしてしまうと不要な誤解を招いてしまいますので、理解しておく必要があります。
具体的には、法律用語としては「けいばい」、放送用語としては「きょうばい」です。
不動産・士業では「けいばい」
不動産、士業(特に弁護士、司法書士)では「けいばい」と読みます。
当社のような任意売却を専門としている不動産会社や弁護士、司法書士などの専門家の間では「けいばい」と呼ばれ、業界経験の浅い営業マンなどが「きょうばい」と読むと「こいつ素人だな」と思われてしまいます。
テレビ業界では「きょうばい」
一方で、テレビでは「きょうばい」と読まれます。
当社でもテレビの取材を受けた際、当日同席したテレビ局のスタッフから「きょうばい」と発音してくださいと指摘されたことがありました。最初は何のことかわかりませんでしたが、調べると放送用語ではそのような呼び方をするそうです。(由来はわかりません)
まとめ
したがって、私たちのような業界では「けいばい」と呼ぶのがごく一般的ですが、一般の方が良く使われる「きょうばい」も間違いというわけではありません。
ただし、不動産会社で「きょうばい」と言う担当者がいたら、任意売却や競売の素人、入社間もない新人の可能性が高いので注意しましょう。